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エックスサーバーのWordPress簡単移行が失敗する原因と直し方

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エックスサーバーの「WordPress簡単移行」が失敗したら、まず移行結果画面の「移行実行ログ」を開いてエラーの名前を確かめてください。公式マニュアルはエラーの種類ごとに対処法を分けて案内しています。名前が分かれば、直す場所はほぼ1か所に絞れます。

いちばん多いのは、移行元のWordPressにログインできないエラーです。ログイン画面の画像認証や、移行元に入れたセキュリティ系プラグインが原因になります。次に多いのが、データが大きすぎて時間切れになるケースです。

この記事は、副業ブログを他社サーバーからエックスサーバーへ引っ越している途中で止まった人向けです。仕様とエラーの説明は、エックスサーバー公式マニュアルで確かめました。最終確認日は2026-10-17です。

最初に確認 移行できないサイトの条件

設定を何度直しても通らないサイトがあります。公式マニュアルが「エラーになる」と明記している条件は次のとおりです。

条件公式マニュアルの記載
移行元のWordPressのバージョン4.2から7.1までが対象
マルチサイト機能使っているとエラー
データベースの容量2GBを超えるとエラー
WordPress.comのサイト移行できない
移行元サーバーの圧縮機能PHPでtar・zipコマンドもzipモジュールも使えないとエラー
移行元のPHPのバージョン対象外だとエラー(マニュアル内に「7.2以上」と「5.3以降」の両方の記載あり)

当てはまる項目があれば、簡単移行での解決はあきらめて、後半で紹介するプラグイン移行か手動移行に切り替えます。PHPの条件はマニュアル内で記載が食い違っているため、移行元を7.2以上にしておけば両方を満たせます。

移行されないデータもある

簡単移行で運ばれるのは、wp-content の中身(画像・テーマ・プラグイン)とデータベース(記事・設定)です。公式マニュアルは、次のデータは移行されないと案内しています。

  • 移行元の .htaccess
  • バックアップ系プラグインが wp-content に作ったデータ
  • wp-content の外に置いたファイルやプラグインの設定
  • WordPress本体の構造を変えている場合の、その変更部分

キャッシュ系・セキュリティ系のプラグインは、wp-content の外に設定を書くものがあります。移行後に動きがおかしければ、設定をやり直してください。リダイレクトを .htaccess に書いていた人は、エックスサーバー側で書き直しが必要です。

エラー別の原因と直し方

移行実行ログに出たエラー名で、直す場所が決まります。公式マニュアルの一覧から、副業ブログで起きやすい順に並べました。

ログインエラーが出る

移行元のWordPressに、エックスサーバーがログインできていない状態です。確かめる点は3つあります。

  • 入力したユーザー名とパスワードが、移行元の管理画面に入れるものか
  • 移行元にBasic認証(ページを開くと出るIDとパスワードの窓)がかかっていないか
  • ログイン画面に画像認証やひらがな認証などのロボット認証が付いていないか

公式マニュアルは、Basic認証とロボット認証を外してから再実行するよう案内しています。移行元のセキュリティ系プラグインで画像認証を付けている人は、移行が終わるまで止めてください。

ログインの失敗を何度も重ねた場合は、ログイン試行回数の制限に引っかかっている可能性があります。公式マニュアルの対処は、24時間待つか、移行元の制限を解除することです。

実行を繰り返したらエラーになった

エックスサーバー側の「ログイン試行回数制限」がONのまま何度も実行すると、エラーになります。公式マニュアルによると、30分以上空けるか、制限をOFFにしてから実行します。エラーが出たらすぐ再実行したくなりますが、続けて押すほど通りにくくなります。

タイムアウトで止まる

移行に時間がかかりすぎて、処理が打ち切られた状態です。公式マニュアルの対処は次の3つです。

  1. 時間を置いて再実行する
  2. wp-content の中の不要なファイルを削除して軽くする
  3. それでも通らなければ手動移行に切り替える

AIで記事と画像を量産しているブログは、wp-content/uploads が大きくなりがちです。使っていない画像、古いバックアップファイル、キャッシュのフォルダを消すと通りやすくなります。

移行用データファイルの作成に失敗した

移行元サーバーの空き容量が足りない状態です。公式マニュアルは、空き容量を確保し、wp-content の合計を目安2GB程度以下にするよう案内しています。移行元のサーバー管理画面で、ディスクの使用量を先に確かめてください。

データベースのバックアップに失敗した場合も、移行元のディスクの空きと、データベースサーバーの状態を確かめてから再実行します。

プラグインの有効化エラーが出る

エックスサーバーは移行のとき、移行元に「XServer Migrator」というプラグインを自動で入れます。このプラグインを有効にできないと、プラグイン有効化エラーになります。公式マニュアルが挙げる確認点は次のとおりです。

  • 移行元URLに、WordPressの「設定」画面にある「WordPress アドレス (URL)」をそのまま入れたか
  • httpとhttpsの選び方が、移行元サイトと合っているか
  • 入力したユーザーが「管理者」権限か
  • 移行元の wp-config.php に DISALLOW_FILE_MODS の記載がないか

DISALLOW_FILE_MODS は、管理画面からプラグインを入れられなくする設定です。セキュリティ対策の記事を見て書き足した覚えがある人は、移行の間だけ消してください。移行が終わったら元に戻します。

PHPかWordPressのバージョンエラーが出る

移行元のバージョンが対象外の状態です。公式マニュアルの対処は、移行元のPHPやWordPressを対象のバージョンに上げ、動作を確かめてから再実行することです。

WordPress本体の更新で画面が崩れる心配がある人は、先にバックアップを取ってから上げます。更新後の確認手順はWordPress 7.1.2に更新できた?副業ブログの確認手順にまとめています。

バージョン情報やバックアップの取得に失敗した

公式マニュアルでは、この2つのエラーはサポートへの問い合わせか手動移行が対処法です。設定の見直しで直る種類のエラーではないため、同じ操作を何度も繰り返さないでください。問い合わせるときは、エラー名、移行元と移行先のURL、移行実行ログの内容を添えると話が早く進みます。

失敗を防ぐ移行前の下準備

再実行の前に、次の5つを済ませておくと同じエラーを避けられます。

  • 移行先で使うドメインを、エックスサーバーの「ドメイン設定」に追加しておく
  • 移行元のセキュリティ系プラグインと、ログイン画面の画像認証を止める
  • 移行元のBasic認証を外す
  • wp-content の不要な画像・バックアップファイルを消す
  • 移行元のPHPとWordPressのバージョンを確かめる

1つ目を忘れると、移行先URLの選択肢にドメインが出てきません。公式マニュアルは、ドメインの追加を事前に済ませるよう案内しています。

移行の途中でキャンセルはできません。公式マニュアルによると、画面を閉じても処理は続きます。止まったように見えても、移行結果の一覧が更新されるまで待ってください。

移行中は記事を書かない

移行が始まってからネームサーバーを切り替えるまで、読者は旧サーバーのサイトを見ています。この間に旧サーバーで記事を書くと、新サーバーには反映されません。夜間に記事を自動投稿している人は、自動投稿も止めておくと取りこぼしが出ません。

移行は成功したのに表示がおかしい

移行実行ログで成功していても、表示に問題が出ることがあります。症状ごとの原因はほぼ決まっています。

記事を開くと404になる

公式マニュアルの対処は、WordPress管理画面の「設定」から「パーマリンク設定」を開き、何も変えずに保存することです。移行で .htaccess が運ばれないため、URLのルールが作り直されていないのが原因です。

SSL未発行のメッセージが出た

公式マニュアルによると、この場合も移行自体は完了しています。ネームサーバーを切り替えた後に、サーバーパネルの「SSL設定」から個別に発行します。発行がうまくいかないときはエックスサーバーの無料独自SSLができない原因と直し方で切り分けられます。

管理画面にログインできない

移行後に管理画面へ入れないときは、エックスサーバー側のアクセス制限やWAFが関係していることがあります。症状別の解除手順はエックスサーバーでWordPressにログインできない原因と解除手順にまとめています。

ネームサーバーを切り替える前の確認

ネームサーバーは、移行が成功して表示を確かめた後に切り替えます。公式マニュアルの設定値は ns1.xserver.jp から ns5.xserver.jp までの5つです。X2から統合されたアカウントは ns1.xtwo.ne.jp から ns3.xtwo.ne.jp を使います。

切り替える前の確認には「動作確認URL」が使えます。サーバーパネルでONにすると、ドメインのドットをハイフンに変えた文字列.check-xserver.jp というURLで新サーバーの表示を見られます。公式マニュアルによると、ONにしてから反映まで1時間ほどかかります。

ただし、WordPressのようにリンクやリダイレクトを自動で作るサイトは、動作確認URLで正しく表示されない場合があります。公式マニュアルは、その場合はパソコンの hosts ファイルを書き換えて確認する方法を案内しています。書き換えた内容は、確認が終わったら必ず消してください。

切り替えた後の反映には、公式マニュアルで最大24時間ほどかかります。エックスサーバーの公式ブログは、新旧のサーバーを1か月ほど並行して使い、問題がなければ旧サーバーを解約する順番をすすめています。

簡単移行をあきらめる判断

次のどれかに当てはまるなら、簡単移行にこだわらず別の方法に切り替えると早く終わります。

  • 最初の表の条件に当てはまり、そもそも対象外
  • 下準備をすべて済ませても、同じエラーが2〜3回続く
  • バージョン情報やバックアップの取得エラーで止まる

別の方法は2つあります。移行用プラグインでデータを書き出してエックスサーバー側に読み込む方法と、ファイルとデータベースを自分でコピーする手動移行です。

エックスサーバー | WordPressの引っ越し方法

3つの移行方法の違い

公式マニュアルと公式ブログの記載をもとに整理

手間容量の制限向いている場面
WordPress簡単移行 サーバーパネルの機能 ○ ログイン情報を入れるだけ △ DB 2GB・wp-content目安2GB ○ 一般的な副業ブログ
プラグインで移行 All-in-One WP Migrationなど △ 書き出しと読み込みが要る △ 読み込みサイズの上限あり △ 簡単移行の条件から外れた
手動移行 FTPとphpMyAdmin × 作業量が多い ○ 移行機能の制限を受けない △ 大きいサイト・特殊な構成
  • ※プラグインの読み込みサイズの上限は、有料の拡張機能か設定変更で対応する方法が公式ブログで紹介されています
  • ※マルチサイトやWordPress.comのサイトは簡単移行の対象外です

AI副業ラボ

プラグインで移行する方法は、エックスサーバーの公式ブログで「All-in-One WP Migration and Backup」が紹介されています。読み込めるサイズに上限があるため、画像の多いブログは先に不要なファイルを消しておきます。

簡単移行に回数の上限や追加料金があるかは、公式マニュアルに記載が見当たりませんでした。迷ったら公式サポートに問い合わせてください。

これから乗り換える人へ

まだエックスサーバーを契約していない人は、契約後にこの記事の下準備を済ませてから簡単移行を実行すると、つまずきを減らせます。契約前に、移行元サイトのPHPとWordPressのバージョン、wp-content の容量を確かめておいてください。ConoHa WINGと迷っている段階なら、ConoHa WINGとエックスサーバーどっち?AIブログ向け比較で違いを比べられます。

よくある質問

移行中に旧サイトは表示されたままですか

表示されたままです。ネームサーバーを切り替えるまで、読者は旧サーバーのサイトを見ています。移行の途中で移行元に「XServer Migrator」が入りますが、公式マニュアルによると成功すれば自動で削除されます。

失敗した移行をやり直すには

サーバーパネルの「WordPress簡単移行」で失敗した移行を選び、「削除」を押してから再実行します。エックスサーバー側のログイン試行回数制限がONなら、30分以上空けてから実行してください。

移行後にWordPressのバージョンが変わりました

公式マニュアルによると、簡単移行ではWordPressのマイナーバージョンが最新に更新されます。テーマやプラグインの表示が崩れていないか、移行後に確かめてください。

旧サーバーはいつ解約できますか

ネームサーバーを切り替えて新サーバーで表示されるのを確かめた後です。エックスサーバーの公式ブログは、1か月ほど並行して運用してから解約する順番をすすめています。旧サーバーの契約更新日が近い人は、更新日から逆算して移行を始めてください。

まとめ

エックスサーバーのWordPress簡単移行が失敗したら、移行実行ログでエラー名を確かめ、エラーごとに直す場所を決めます。ログインエラーは移行元の画像認証とBasic認証、タイムアウトと作成失敗は wp-content の容量、プラグイン有効化エラーは移行元URLと権限を疑ってください。

マルチサイト、データベース2GB超、WordPress.comのサイトは対象外です。下準備をしても同じエラーが続くなら、プラグイン移行か手動移行に切り替えます。移行が成功したら、パーマリンクの保存、ネームサーバーの切り替え、SSLの発行の順に進めます。

※本記事は情報提供を目的としたもので、副業・転職による収入や成果を保証するものではありません。料金・仕様は変動するため、利用前に必ず公式サイトでご確認ください。

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