エックスサーバーの無料独自SSLができない原因と直し方
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エックスサーバーの無料独自SSLができない原因と直し方

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エックスサーバーの無料独自SSLがうまくいかない原因は、**多くがドメインの向き先(ネームサーバーかAレコード)**です。公式マニュアルは、wwwありとwwwなしの両方のAレコードが契約サーバーを向いていることを設定の前提にしています。

向き先が正しいなら、次に疑うのは待ち時間です。公式の案内では、SSL設定をONにしてから反映まで最大1時間ほどかかります。ネームサーバーを変えた直後なら、その反映に数時間から24時間ほどかかります。

この記事では、AIブログや副業ブログをエックスサーバーで立ち上げた人向けに、症状を5つに分けて原因と直し方をまとめました。画面名と仕様はエックスサーバー公式マニュアルとFAQで確認しています。最終確認日は2026-10-14です。

最初に確認 いま止まっている症状

最初に、自分がどの段階で止まっているかを決めます。段階によって、見る場所がまったく違うからです。

自分のサイトに安全の鍵マークが出ずに困っている場面
症状止まっている段階主な原因
ONにしても一覧に出ない・エラーになる証明書の申請ネームサーバーかAレコードの向き先
「無効なURLです」と出る証明書の反映待ち設定直後の反映待ち・ブラウザのキャッシュ
httpsで開くと鍵マークが出ない証明書は発行済み画像やCSSのURLがhttpのまま
httpで開いてもhttpsに変わらない証明書は発行済み常時SSL化(転送)の設定がない
自動更新に失敗したとメールが来た証明書の更新向き先・アクセス制限・リダイレクト

上の2つはサーバー側の問題です。真ん中の2つは、証明書ができた後のWordPressや設定ファイル側の問題です。最後の1つは、設定してから2か月ほどたって起きます。

エックスサーバーの無料独自SSLは、Let’s Encryptという無料の証明書発行機関の証明書を使っています。公式の機能紹介ページによると、有効期間は発行日から90日間で、期限の30日前から自動で更新されます。

ONにならないときの原因と確認

SSL設定をONにしても一覧に出てこないときは、ドメインがエックスサーバーを向いているかを最初に確かめます。証明書を出す側は、ドメインの持ち主かどうかを「そのドメインがこのサーバーを向いているか」で判定しているからです。

ネームサーバーを確認する

ドメインをお名前.comなど他社で取った場合、ネームサーバーの書き換え忘れで止まっている例が多くあります。エックスサーバー公式マニュアルが案内するネームサーバーは次の5つです。

  • ns1.xserver.jp
  • ns2.xserver.jp
  • ns3.xserver.jp
  • ns4.xserver.jp
  • ns5.xserver.jp

エックスサーバーでドメインを取ったなら、XServerアカウントの「ドメイン」から対象のドメインを選び、ネームサーバー設定で「XSERVER」を選びます。他社で管理しているときは、その会社の管理画面で上の5つに書き換えます。

公式マニュアルの目安では、ネームサーバーの変更が行き渡るまで数時間から24時間ほどかかります。書き換えた直後にSSLをONにしても通らないのは、この反映待ちが理由です。

外部DNSを使っている場合

ネームサーバーは他社のまま、Aレコードだけをエックスサーバーに向ける使い方もあります。この場合、公式マニュアルは「wwwあり」と「wwwなし」の両方のAレコードが契約サーバーを参照していることを条件にしています。

見落としやすいのは、片方だけ設定しているケースです。たとえば「example.com」は向けたのに「www.example.com」が古いサーバーのままだと、証明書の確認が通りません。

CloudflareなどのCDNを経由させている場合も、外から見えるAレコードはCDN側のものになります。公式の条件である「契約サーバーを参照」から外れるため、発行だけでなく90日ごとの更新でも止まる可能性があります。CDNを使い続けるなら、組み合わせ方をエックスサーバーのサポートに確かめてから設定します。

ドメイン設定が先に入っているか

無料独自SSLは、サーバーパネルの「ドメイン設定」でドメインを追加したときに一緒に設定されます。SSL設定の一覧に目的のドメインそのものが出てこないなら、ドメイン設定の追加が済んでいません。

ドメイン設定で「入力されたドメインは既に設定されています」と出たら、別のエックスサーバーのサーバーに同じドメインが登録されています。古いサーバー側の設定を外してから追加し直します。

「無効なURLです」と出るときは待つ

SSL設定をONにした直後にhttpsで開くと、次のような表示が出ることがあります。

無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。

公式FAQによると、この表示は設定してから時間がたっていないときの一時的なものです。直し方は次の3つだけです。

  1. 30分から最大1時間ほど待つ
  2. ブラウザのキャッシュを削除する
  3. もう一度httpsで開けるか確かめる

ここで焦ってOFFとONを何度も繰り返すのは逆効果です。Let’s Encryptは公開資料で、同じドメインの組み合わせの証明書は7日間で5枚までという上限を定めています。確認の失敗も、同じドメインで1時間に5回までという上限があります。やり直しは1時間あけて1回ずつにすると、上限に引っかかりません。

サーバー移転は「先にSSL」が安全

他社のサーバーからエックスサーバーへ引っ越すときは、ネームサーバーを切り替える前にSSLを済ませておけます。公式マニュアルは、SSL設定の前にネームサーバーを変えると一時的にサイトが正しく表示されない可能性があると注意しています。

サイトの引っ越しで順番を守って作業を進める場面

先にSSLを済ませる方法は2つあります。どちらもSSL設定で対象ドメインをONにした後、画面で方法を選びます。

  • 他社サーバーでのWeb認証:配られた「トークンファイル」を、引っ越し前のサーバーの指定URLに置く
  • 他社ネームサーバーでのDNS認証:表示されたDNSレコードを、引っ越し前のネームサーバーに追加する

トークンファイルやDNSレコードが2つ表示されたら、2つとも設定します。

エックスサーバー | 移転前のSSL

Web認証とDNS認証の違い

どちらも公式マニュアルにある方法です

作業する場所つまずきやすい点反映の待ち時間
Web認証 トークンファイルを置く ○ 移転前サーバーにファイルを置く △ 移転前サーバーの常時SSL化で失敗することがある ○ 置けばすぐ試せる
DNS認証 DNSレコードを追加 △ 移転前のDNS管理画面に入る必要がある ○ サイトの転送設定の影響を受けにくい △ DNSの反映を待つ場合がある
  • ※片方で失敗したら、もう片方を試すよう公式マニュアルが案内しています

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エラー文言ごとの直し方

公式マニュアルには、移転前の認証で出るエラーが2つ載っています。

エラーの文言原因直し方
トークン設置URLにアクセスできませんでした。トークンファイルの置き場所の誤り、または移転前サーバーで常時SSL化している置き場所を確かめる。常時SSL化を一時的に外して再試行。だめならDNS認証へ
トークンのDNSレコードが見つかりませんでした。DNSレコードの追加漏れ、または反映待ち追加を確かめて時間をあける。反映時間は移転前のネームサーバー側に聞く。だめならWeb認証へ

WordPressを移転前サーバーで常時SSL化していると、Web認証は失敗しやすくなります。トークンファイルへのアクセスがhttpsへ転送されてしまうからです。WordPressのサイトを引っ越すなら、最初からDNS認証を選ぶと手戻りが少なく済みます。

鍵マークが出ないのはhttpの読み込み

httpsで開けるのに、アドレスバーの鍵マークが正常に表示されないときは、証明書ではなくページの中身が原因です。公式FAQは、ページがhttpで始まるアドレスから画像やCSSを読み込んでいることを原因に挙げています。

チェックする対象は次のとおりです。

  • 記事に貼った画像のURL(.jpg、.png、.gifなど)
  • テーマやプラグインが読み込むCSSとJavaScript
  • アクセス解析のタグやブログパーツなど、外部サービスのファイル

直し方は、該当するURLをhttpsか相対パスに書き換えることです。外部サービスのファイルは、そのサービス側がhttpsに対応している必要があります。

WordPressの場合は、管理画面の「設定」から「一般」を開き、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の2つをhttpsに変えます。この2つがhttpのままだと、テーマが読み込むファイルもhttpのまま出力されます。変更すると一度ログアウトされるので、httpsのURLでログインし直します。

httpsに転送されないときの設定

公式マニュアルによると、無料独自SSLをONにしただけでは、httpからhttpsへの自動転送はされません。httpで開いた人はhttpのまま読み続けることになります。

転送させるには、サーバーパネルの「.htaccess編集」で、公式マニュアル「Webサイトの常時SSL化」にある記述を追記します。公式は、既存の記述を消さずに先頭へ追記することを推奨しています。記述そのものは公式ページからコピーすると、打ち間違いを防げます。

作業の前には、.htaccessの中身を丸ごとメモ帳などにコピーして控えておきます。記述を誤ってサイトが開かなくなっても、控えに戻せばすぐ元どおりになります。

「リダイレクトが多すぎます」と出たら

転送設定を足した後にこの表示が出たら、転送が二重にかかっています。よくあるのは、.htaccessの追記と、プラグインやテーマの転送機能を両方使っている場合です。

どちらか一方を残して、もう一方を外します。.htaccessに同じ転送の記述が2回入っていないかも確かめます。

自動更新に失敗したときの3つの確認

SSLを入れてから約2か月後に、更新失敗のメールが届くことがあります。公式マニュアルによると、自動更新は期限の30日前・25日前・20日前の3回試され、失敗するとメールで知らせが来ます。

公式FAQは、更新が通らないときに次の3つを確認するよう案内しています。

  1. ドメインの向き先:ネームサーバー、またはwwwありとwwwなしのAレコードが契約サーバーを向いているか
  2. アクセス制限:サーバーパネルの「アクセス制限」が有効なら、一時的に外す
  3. リダイレクト設定:「サイト転送設定」や.htaccessの転送が入っていれば、一時的に外す

直したら、サーバーパネルの「SSL設定」で対象ドメインの「更新」を押すと、手動で更新できます。「更新」ボタンが出ていなければ、自動更新は終わっているので作業はいりません。

副業ブログで多いのは、2つ目のアクセス制限です。公開前の記事を隠すためにパスワードをかけたまま忘れていると、証明書の確認も入れなくなります。

よくある質問

設定してから何分待てばいい

SSL設定をONにした後なら、公式の目安は最大1時間です。ネームサーバーを変えた直後なら、そちらの反映に数時間から24時間ほどかかります。ネームサーバーを変えた日は、翌日にもう一度試すのが確実です。

有料の独自SSLに変える必要はある

ブログやアフィリエイトサイトなら、無料独自SSLで足ります。無料独自SSLは「ドメイン認証型」で、運営会社の実在までは証明しません。会社の実在証明が必要な法人サイトでなければ、有料版にする理由は薄いです。

他社で取った証明書は持ち込める

持ち込めません。公式の機能紹介ページは、他社で取った証明書の持ち込みは利用できないと明記しています。

サブドメインにも使える

使えます。エックスサーバーで運用している独自ドメインとサブドメインが対象です。ただし、コモンネーム(証明書に書くドメイン名)が64文字以上のものは申し込めません。

まとめ

エックスサーバーの無料独自SSLでつまずいたら、止まっている段階を確かめてから、次の順で見ていきます。

  1. ドメインがエックスサーバーを向いているか(ネームサーバー、またはwwwあり・なし両方のAレコード)
  2. SSL設定をONにしてから1時間たったか(OFFとONの繰り返しはしない)
  3. WordPressのアドレス2つをhttpsに変えたか
  4. .htaccessで常時SSL化の転送を入れたか(二重の転送に注意)
  5. 更新失敗なら、アクセス制限とリダイレクトを一時的に外したか

サーバーの引っ越しなら、ネームサーバーを切り替える前にDNS認証でSSLを済ませておくと、サイトが見られない時間を作らずに移れます。

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参考にした情報

※本記事は情報提供を目的としたもので、副業・転職による収入や成果を保証するものではありません。料金・仕様は変動するため、利用前に必ず公式サイトでご確認ください。