ConoHa WINGで「閲覧できません」|保存できない時のWAF対処
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ConoHa WINGで記事を保存した瞬間に「閲覧できません(Forbidden access)」と出たら、原因の多くはサーバーのWAFによる誤検知です。WAFは攻撃を止める見張り役で、普通の保存操作を攻撃と見間違えることがあります。
直し方は、WAFのログから自分の操作を探して「除外」することです。WAFを丸ごとOFFにする方法もありますが、ブログが無防備になるので最後の手段にします。
この記事では、症状の見分け方から除外の手順、AIで書いた文章を貼るときの注意までをまとめました。メニュー名と仕様はConoHa WING公式サポートで確認しています。最終確認日は2026-10-02です。
WAFが原因かの見分け方
WAFの誤検知は、ログイン後の「保存」「更新」の操作で起きるのが特徴です。ログイン画面そのものに入れない場合は、別の原因を疑います。
| 出ている表示 | 起きた操作 | 疑う原因 |
|---|---|---|
| 閲覧できません(Forbidden access) | 設定画面の保存・プラグイン設定の保存 | WAFの誤検知 |
| 更新に失敗しました。返答が正しいJSONレスポンスではありません | ブロックエディタでの記事の保存・公開 | WAFの誤検知 |
| 何かうまくいかなかったようです | テーマの設定画面・追加CSSの保存 | WAFの誤検知 |
| 403 Forbidden | ログイン画面を開いたとき | ログイン制限・海外アクセス制限 |
| 403 Forbidden | 自動投稿ツールからの送信だけ | 国外からの接続の制限 |
上の3つは、見た目は違っても同じ原因で起きることがあります。ブロックエディタは保存のときに裏側で通信しています。その通信がWAFに止められると、画面には「JSONレスポンスではありません」と出ます。
SWELLやCocoonなどのテーマ設定画面でも、同じ報告が多く見つかります。個人ブログの報告では、Googleアナリティクスやアドセンスのコードを貼った設定の保存で起きた例があります。
ログイン画面の403は、このサイトの「ConoHa WINGでWordPressにログインできない原因と直し方」で原因別に整理しています。
誤検知が起きるしくみ
ConoHa WINGのWAFは、送られてきた中身に攻撃でよく使われる文字の並びが含まれていないかを見ています。公式サポートは、WAFを「Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するセキュリティ機能」と説明しています。
問題は、ブログの保存データにも攻撃と似た文字の並びが入ることです。たとえば次のような中身です。
- 広告タグやアクセス解析のコード(scriptタグを含むもの)
- HTMLのコードをそのまま見せる解説記事
- プログラムやデータベース操作の例文
- 英文の中の「or」「and」と記号の組み合わせ
実際に、WAFのログに「SQLインジェクションからの防御」という種別で記録された例が報告されています。その報告では、攻撃元IPとして記録されていたのは本人のIPアドレスでした。自分の保存操作が、攻撃として止められていたということです。
ConoHaの公式FAQにも「通常のアクセスもWAFにより遮断されています」という質問があります。回答は、検知ログから該当の攻撃内容を除外できるというものです。誤検知はサーバー会社も想定している現象です。
ログから除外する手順
基本の直し方は、止められた操作だけを除外する方法です。WAFそのものは動かしたまま、自分の操作だけを通せます。
ログの開き方
ConoHa WING公式サポートの手順は次のとおりです。
- コントロールパネルにログインし、上部メニューの「WING」を選ぶ
- 左メニューの「サイト管理」を開く
- サイト管理画面の左メニューで「サイトセキュリティ」を開く
- 「WAF」タブを開く
- 「表示切替」で「ログ」を選ぶ
ログには、止められたアクセスの「攻撃日時」「攻撃元IP」「種別」などが並びます。「絞込み条件」で並べ替えもできます。
自分の操作を見つけて除外する
ログの中から、エラーが出た時刻と同じ日時の行を探します。エラーが出たら、すぐに時刻をメモしておくと探しやすくなります。
該当する行の「除外」を押し、確認画面で「はい」を選びます。公式サポートによると、除外した攻撃内容のアクセスは遮断されなくなります。
除外のあとで、もう一度同じ保存操作をします。個人ブログの報告では、反映まで5分ほど待ってから試すと通った例があります。ConoHa公式は反映までの時間を示していません。
関係のない行は除外しない
時刻が合わない行は、本物の攻撃の可能性があります。エラーの時刻と一致しない行まで、まとめて除外しないでください。除外は、その攻撃パターンを今後も通すという設定だからです。
除外した内容は、「表示切替」で「除外中」を選ぶと一覧で確認できます。間違えて除外したときは、そこから「除外解除」で元に戻せます。
OFFにする方法と戻し忘れ
除外しても保存できないときは、WAFを一時的にOFFにする方法があります。手順は、WAFタブの「利用設定」をOFFにするだけです。
ただし、OFFの間はWAFが攻撃をまったく止めません。作業が終わったら、その場でONに戻すのが前提の方法です。
戻し忘れを防ぐには、次の順で作業します。
- 保存したい内容を先に準備しておく
- WAFをOFFにする
- 保存・更新を1回で済ませる
- すぐにWAFをONに戻す
- ONに戻したあと、サイトが表示されるか確認する
OFFのまま記事を書き続けると、気づかないうちに何週間も無防備になります。WordPressはログイン画面やコメント欄が攻撃の的になりやすいソフトです。
ConoHa WING | 保存できないときの直し方
WAFの誤検知への3つの対処の比較
除外で済むなら、WAFは動かしたままにできます
| 手間 | 安全面 | 向く場面 | |
|---|---|---|---|
| ログから除外する エラーの時刻と一致する行だけ | △ ログを探す手間がある | ○ WAFは動いたまま | ○ ほとんどの場面 |
| 一時的にOFFにする 作業後すぐONに戻す | ○ 切り替えるだけ | △ OFFの間は無防備 | △ 除外しても通らないとき |
| OFFのまま使い続ける 戻し忘れを含む | ○ 以後は止まらない | × 攻撃も止まらない | × 向く場面はない |
- ※除外とOFFの手順はConoHa WING公式サポート「WAFの設定をする」にもとづきます(2026-10-02確認)
AI副業ラボ
AIで書いた文章を貼るときの注意
ChatGPTやClaudeで書いた下書きをそのまま貼ると、コードの例やHTMLが混ざって保存で止まることがあります。AIの回答には、頼んでいないコードの例が付くことがあるからです。
AIの下書きを使うときは、貼る前に次の3点を確認します。
- 記事に不要なコードの例やHTMLが入っていないか
- 表がHTMLの形で出力されていないか(エディタの表ブロックで作り直す)
- 英語の例文に、記号の多い部分がないか
コードの解説記事を書く場合は、誤検知が起きる前提で作業します。記事を少しずつ保存すると、どの部分で止まったかを絞り込めます。止まった直後の時刻でログを探せば、除外する行も1つに決まります。
AIにエラーの相談をするときは、「ConoHa WINGのWAF」と「出ている表示」をはじめに伝えてください。WordPress一般のエラーとして聞くと、プラグインの停止やパーマリンクの再設定など、遠回りの手順から返ってきやすくなります。
除外しても直らないとき
除外とOFFのどちらでも保存できないなら、WAF以外が原因です。次の順で確認します。
- 同じ時刻のWAFログが本当にあるか確認する(ログが無ければWAFは無関係)
- セキュリティ系プラグインを入れていれば、一時的に停止して試す
- 最近入れたプラグインを1つずつ停止して試す
- 解決しなければ、ConoHaのサポートに問い合わせる
自動投稿ツールやAPIからの送信だけが403になる場合は、接続元の場所で判断する制限が原因のことがあります。この症状は「AI自動投稿が403で止まる|エックスサーバーの国外制限」で切り分け方を書いています。
よくある質問
Q. 除外するとセキュリティは弱くなりますか?
除外した攻撃パターンだけは、以後も通るようになります。ほかのパターンへの防御はそのまま残ります。WAFを丸ごとOFFにするより影響は小さく、エラーの時刻と一致する行だけを除外すれば範囲も限られます。
Q. 自宅のIPアドレスが変わったら、また止まりますか?
ConoHaのログからの除外は、攻撃内容を基準にする設定です。公式サポートは「該当攻撃内容のアクセスが遮断されなくなります」と書いています。IPアドレスが変わったあとの扱いは、公式の説明では確認できませんでした。再発したら、同じ手順でログを確認します。
Q. 初期設定でWAFはONになっていますか?
個人ブログの報告では、初期状態でONになっている例が多く見られます。ConoHa公式サポートの手順ページでは、初期状態についての記載を確認できませんでした。自分の状態は「サイトセキュリティ」の「WAF」タブで確認できます。
Q. エラーが出た記事の内容は消えていますか?
保存が止められた時点の変更は、サーバーに届いていません。ブロックエディタの画面を閉じる前に、本文をメモ帳などにコピーしておくと安全です。除外のあとで貼り直して保存できます。
まとめ
ConoHa WINGで保存の瞬間に止まったら、まずWAFのログを見ます。
- ログイン後の保存で出た「閲覧できません」「JSONレスポンスではありません」:WAFの誤検知を疑う
- 直し方の基本:エラーの時刻と一致するログの行だけを「除外」する
- OFFは最後の手段:保存を1回で済ませ、すぐにONへ戻す
- AIの下書きを貼るとき:不要なコードやHTMLを消してから貼る
エラーが出た時刻のメモが1つあれば、ログの行は数秒で見つかります。保存できないときは、本文を退避して時刻を控えるところから始めてください。
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