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ConoHa WINGの無料独自SSLができない原因と直し方

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ConoHa WINGの無料独自SSLがうまくいかない原因は、**ほとんどがドメインの向き先(ネームサーバーかAレコード)**です。ConoHa公式サポートは、ネームサーバーがConoHaでないとエラーになるケースがあると明記しています。

ドメインの向き先が正しければ、次は「待つ時間」と「やり直す回数」の問題です。OFFとONを何度も繰り返すと、一定期間は申請そのものが止まります。

この記事では、症状を4つに分けて原因と直し方をまとめました。メニュー名と仕様は、ConoHa WING公式サポートとLet’s Encryptの公開資料で確認しました。最終確認日は2026-09-28です。

最初に確認 いま止まっている症状

最初に、自分がどの段階で止まっているかを決めます。症状によって見る場所がまったく違うからです。

症状止まっている段階主な原因
「利用する」にしてもONにならない証明書の申請前ネームサーバー・Aレコード・オプションSSLとの重複
「設定中」のまま変わらない証明書の発行待ちDNSの反映待ち・向き先の誤り
https化したのに鍵マークが出ない証明書は発行済み記事や画像のURLがhttpのまま(混在コンテンツ)
「リダイレクトが多すぎます」と出る証明書は発行済み自分で書いたリダイレクト設定との二重がけ

上の2つはサーバー側の問題です。下の2つは証明書ができた後の、WordPressや設定ファイル側の問題です。

ConoHa WINGの無料独自SSLは、Let’s Encryptという無料の証明書発行機関のしくみを使っています。ConoHa公式の更新ガイドにも「無料独自SSL(Let’s Encrypt)」と書かれています。以下の説明に出てくるLet’s Encryptの規則は、そのためConoHa WINGの無料独自SSLにも関係します。

ONにならない原因3つ

「利用する」にしても反映されないときは、公式サポートが挙げる3つを順に確認します。

  • ドメインのネームサーバーがConoHaになっていない
  • 外部DNSを使っていて、wwwありとwwwなしのAレコードが2つそろっていない
  • オプション独自SSL(有料)をすでに使っている

ネームサーバーの確認手順

ドメインをConoHa以外(お名前.comなど)で取った場合、1つ目で止まっている例が多いです。ConoHa公式が案内するネームサーバーは次の2つです。

  • ns-a1.conoha.io
  • ns-a2.conoha.io

ConoHaで取ったドメインなら、コントロールパネルで確認できます。公式サポートの手順は次のとおりです。

  1. コントロールパネルにログインし、上部メニューの「WING」を選ぶ
  2. 左メニューの「ドメイン」を開き、上部タブの「ドメイン」を選ぶ
  3. 対象のドメイン名をクリックし、「ネームサーバー設定」を開く

ここが「カスタム」になっていれば、ConoHa以外のネームサーバーが入っています。「ConoHa(標準)」を選び直すと切り替わります。

他社でドメインを管理しているときは、その会社の管理画面で上の2つに書き換えます。変更がインターネット全体に行き渡るまで、公式の案内では最大24〜72時間かかります。変更した直後にSSLをONにしても通らないのは、この反映待ちが理由です。

外部DNSを使っている場合

ネームサーバーはそのままで、Aレコードだけをサーバーに向ける方法もあります。この場合、公式サポートは「www有り無し」2つのAレコードが必要だとしています。

wwwなしだけを登録していると、証明書の確認で片方が失敗します。ドメインを管理しているDNSの画面で、2つそろっているかを確認してください。

有料のSSLとの重複

オプション独自SSL(アルファSSLなど)を使っている間は、無料独自SSLを使えません。公式サポートに明記されている条件です。

逆に、無料独自SSLを使っている状態でオプション独自SSLを申し込むこともできます。申し込みが完了すると、無料独自SSLは自動で「利用しない」に切り替わります。

「設定中」のまま進まないとき

「利用中」に変わらないときは、まずネームサーバー変更から72時間たったかを数えます。72時間は、公式サポートが示す反映時間の上限です。

ドメインの向き先を変えていない場合、「設定中」の時間は短いのが普通です。個人ブログの報告では2〜3時間で「利用中」になった例があり、24時間を過ぎたらサポートに相談する流れが一般的です。ConoHa公式は目安の時間を示していないため、ここは利用者の報告の傾向です。

72時間を過ぎても変わらないなら、次の順に確認します。

  1. 上の「ONにならない原因3つ」をもう一度確認する
  2. .htaccessでアクセス制限やリダイレクトを書いていないか確認する
  3. 問題が見つからなければ、ConoHaのサポートに問い合わせる

2つ目の.htaccessは見落としやすい項目です。ConoHa公式の更新ガイドは、アクセス制限やリダイレクトが証明書の確認を邪魔する場合があるとしています。そのうえで、一時的な無効化を求めています。

やり直しすぎで申請が止まる落とし穴

「設定中」が長いからといって、OFFとONを何度も繰り返すのは逆効果です。ConoHa公式は、短期間に複数回設定すると一定期間申請が制限されると注意しています。

制限の中身は、発行元のLet’s Encryptが公開している規則で説明できます。Let’s Encryptの公開資料(2026-09-28確認)では、次の上限が決まっています。

Let’s Encryptの規則上限回復の速さ
同じドメインの組み合わせでの証明書発行7日間で5枚まで34時間ごとに1枚分
同じドメインでの確認の失敗1アカウントにつき1時間で5回まで12分ごとに1回分

ネームサーバーが未反映のままONとOFFを繰り返すと、確認の失敗が積み上がります。発行に成功した証明書を何度も作り直した場合は、7日間で5枚の上限に当たります。

ConoHaの画面から見ると、どちらも「しばらく申請できない」という同じ症状になります。やり直しは、原因を1つ直してから1回だけにしてください。

ConoHa WING | 無料独自SSLの直し方

SSLが通らないときの動き方の比較

原因を直さずに操作を繰り返すほど、待ち時間が延びます

手間失敗したときの影響向く場面
原因を直して1回だけON ネームサーバー・Aレコードを確認後 ○ 確認は1回で済む ○ 失敗回数が増えにくい ○ ほぼすべての場面
72時間待ってから確認 ネームサーバーを変えた直後 ○ 操作は不要 △ 原因が別にあると時間を失う △ 向き先を変えた直後だけ
OFFとONを何度も繰り返す 原因を確認しないまま △ 毎回の待ち時間がかかる × 一定期間申請が止まる × 向く場面はない
  • ※申請の制限はConoHa公式サポートの注意書きと、Let's Encryptの公開資料(2026-09-28確認)にもとづきます

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鍵マークが出ないときの直し方

証明書が「利用中」なのに、ブラウザで「保護されていない通信」と出るときは、ページの中にhttpのままの画像やリンクが残っています。この状態を混在コンテンツと呼びます。

WordPressの中には、サイトのURLや記事の中の画像URLなど、httpで書かれた箇所が何か所もあります。証明書を入れただけでは、ここは書き換わりません。

ConoHaの「かんたんSSL化」の手順

ConoHa WINGには「WordPressかんたんSSL化」という機能があります。WordPress内のSSL設定を自動で済ませる機能です。公式サポートの手順は次のとおりです。

  1. コントロールパネルで「WING」→「サイト管理」を開く
  2. 左メニューの「サイト設定」を開き、上のタブから「WordPress」を選ぶ
  3. 対象のWordPressのURLをクリックする
  4. 「かんたんSSL化」の「SSL有効化」ボタンを押す

このボタンが押せないときは、次の2つが原因です。どちらも公式サポートに書かれている条件です。

  • 無料独自SSLかオプション独自SSLの「利用設定」がまだONになっていない
  • 初期ドメイン(xxxx.conohawing.com)のWordPressで使おうとしている

また、かんたんSSL化の対象は、ConoHaの「WordPressインストール」か「WordPressかんたん移行」で入れたWordPressです。自分でファイルを置いて入れたWordPressは対象外です。

WordPressのサイトヘルスでの確認

WordPress 5.7以降は、管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」でHTTPSの状態を確認できます。WordPress公式サイトの発表では、証明書が使える状態ならHTTPS化のボタンが表示されます。ボタンを押すと、データベース中のURLが置き換わります。

どちらの方法でも、作業の前にバックアップを取っておくと安全です。データベースのURLを一括で書き換える操作だからです。

作業後も一部のページだけ鍵マークが出ない場合は、そのページの画像を1枚ずつ確認します。外部サイトの画像をhttpで貼っていると、その1枚だけで警告が出ます。

リダイレクトが多すぎるときの直し方

「リダイレクトが繰り返し行われました」「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」と出るときは、リダイレクトの二重がけを疑います。

ConoHa公式によると、SSLを設定するとhttpからhttpsへのリダイレクトは自動でかかります。そこへ自分で.htaccessのリダイレクトを足すと、ループしてエラーになる場合があります。公式サポートが注意している点です。

直し方は、自分で追加した.htaccessのリダイレクトの記述を外すことです。.htaccessは、コントロールパネルの「サイト設定」→「応用設定」→「.htaccess設定」から編集できます。書き換える前に元の内容をメモ帳にコピーしておけば、失敗しても戻せます。

初期ドメインだけは書き方が別

例外は初期ドメイン(xxxx.conohawing.com)です。初期ドメインを常にhttpsで表示させたい場合の設定は別です。ConoHa公式は、X-Forwarded-Protoという情報を基準にした設定を案内しています。

一般的なブログの書き方でhttpsを判定する記述をそのまま貼ると、初期ドメインではうまく動かない場合があります。記述例は公式ガイド「初期ドメイン(xxxx.conohawing.com)について」にあります。

ただし、.htaccessの書き方そのものはConoHaサポートの対象外と公式に書かれています。独自ドメインでブログを運営するなら、初期ドメインの常時SSL化は必須の作業ではありません。

AIに.htaccessを書かせるときの注意

ChatGPTやClaudeに「.htaccessでhttpsにリダイレクトする書き方」を聞くと、一般的な記述がすぐ返ってきます。ConoHa WINGでは、その記述を貼ること自体がループの原因になりえます。

AIに相談するときは、次の3点を最初に伝えると回答がずれにくくなります。

  • サーバーはConoHa WINGで、SSLを設定するとリダイレクトは自動でかかること
  • 独自ドメインか初期ドメインか
  • いま出ている表示(「設定中」のまま・鍵マークが出ない・リダイレクトが多すぎる)

AIの回答は、公式サポートの記述と食い違っていないかを確かめてから使ってください。サーバーごとの仕様はAIの学習時期より新しい場合があり、ConoHaの画面のメニュー名も変わることがあります。

更新失敗で期限切れになったとき

無料独自SSLの有効期間は90日です。ConoHa公式によると、期限の前に自動で更新されるため、利用者の手続きは要りません。更新が終わってもメールは届きません。

気をつけたいのは、最初に設定したあとでドメインの設定を変えた場合です。更新のときも、新規設定と同じ確認が行われます。ネームサーバーを他社に戻すと、更新だけが失敗します。

更新に失敗すると、ConoHaからメールが届きます。件名は「[ConoHa] SSLサーバ証明書更新のご案内(〇日前)」です。このメールが来たら、ネームサーバーとAレコード、.htaccessの制限を見直します。

それでも期限が切れた場合、公式の案内では、無料独自SSLを一度OFFにしてから再度ONにすると証明書を再発行できます。このときも、原因を直してから1回だけにしてください。

よくある質問

Q. 取ったばかりのドメインでも使えますか?

使えます。ただし、ドメインの向き先がConoHaになっていることが条件です。ConoHa以外で取ったドメインは、ネームサーバーの変更後、最大72時間の反映待ちがあります。

Q. 「設定中」は何時間待てばいいですか?

ConoHa公式は目安の時間を示していません。ネームサーバーを変えた直後なら、公式が示す反映時間の上限の72時間までは待つ価値があります。向き先を変えていないのに24時間以上変わらない場合は、設定の見直しかサポートへの相談に進みます。

Q. 無料と有料のSSLで安全性は違いますか?

通信を暗号化するしくみは同じです。有料のオプション独自SSLには、企業の実在を確認する種類(企業認証SSL・EVSSL)があります。個人ブログで企業の証明が必要な場面は少なく、多くの場合は無料独自SSLで足ります。

Q. SSL化でブログの順位は下がりますか?

URLがhttpからhttpsに変わるため、検索結果に出るURLが切り替わるまで時間がかかります。ConoHaでは旧URLへのアクセスが自動でhttpsへ案内されるので、読者が迷子になることはありません。順位への影響の大きさは、この記事では確認できていません。httpのままだとブラウザに警告が出続ける点のほうが、読者の離脱につながります。

まとめ

ConoHa WINGの無料独自SSLで止まったら、症状ごとに見る場所を変えます。

  • ONにならない・「設定中」のまま:ネームサーバーかAレコード(wwwありとなし)を確認し、変更後は最大72時間待つ
  • 鍵マークが出ない:「かんたんSSL化」かWordPressのサイトヘルスで、中のURLをhttpsに置き換える
  • リダイレクトが多すぎる:自分で書いた.htaccessのリダイレクトを外す
  • どの場合も:OFFとONを繰り返さず、原因を1つ直してから1回だけ操作する

SSLはブログ運営で一度つまずくと、記事を書く時間を丸ごと奪われる作業です。症状を1つ特定してから手を動かせば、作業は1回で済みます。

※本記事は情報提供を目的としたもので、副業・転職による収入や成果を保証するものではありません。料金・仕様は変動するため、利用前に必ず公式サイトでご確認ください。

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