ロリポップのメールがGmailに届かない|原因4つと直し方
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ロリポップのメールがGmailに届かないとき、原因はほぼ4つに分かれます。どれに当たるかは「どの経路でGmailに入れていたか」と「ネームサーバーがどこか」で見分けられます。
いちばん多いのは、パソコンのGmailでPOP取り込みをしていた人です。ロリポップのGmail設定マニュアルは、この方法がもう使えないと案内しています。送ったメールが迷惑メールになる人は、ムームーDNSを使っていてSPFとDMARCが未設定の可能性が高いです。
この記事は、副業ブログをロリポップで運営し、独自ドメインのメールをGmailで読んでいる人向けです。手順と仕様はロリポップ公式のマニュアルとお知らせ、Googleのヘルプで確かめました。最終確認日は2026-10-21です。
症状別の見分け方
最初に、メールがGmailに入るまでの経路を確かめます。同じ「届かない」でも、取り込み・転送・送信・フォームで原因が違うからです。
| 症状 | 経路 | 疑う原因 |
|---|---|---|
| Gmailで新しく取り込めない | GmailのPOP取り込み | 取り込み機能の終了 |
| 転送したはずのメールが来ない | ロリポップの転送 | 転送設定・転送先での受信拒否 |
| 自分が送ったメールが相手のGmailで迷惑メールになる | 独自ドメインからの送信 | SPF・DMARCの未設定 |
| ブログのお問い合わせ通知が来ない | WordPressのフォーム | 送信元アドレスの設定 |
どの症状でも、先にロリポップのWebメーラーを開いてください。ユーザー専用ページの「メール設定/ロリポップ!webメーラー」から入れます。Webメーラーに届いていればサーバーは受け取れているので、Gmailへ渡す部分の問題に絞れます。
原因1 GmailのPOP取り込みの終了
パソコンのGmailで「他のアカウントのメールを確認」を使って受信していた人は、Googleの仕様変更が原因です。ロリポップの故障ではありません。
ロリポップのGmail設定マニュアルには、この機能のサポートが2025年12月31日で終わったと書かれています。同じページでは、ブラウザ版のGmailはPOPとIMAPのどちらも使えないとしています。
一方、Googleのヘルプ「Gmail の Gmailify と POP の今後の変更について」の日程は次のとおりです。
- 2026年第1四半期以降、新しく使い始める人はサポート対象外
- すでに使っている人は2027年1月まで使える
- 終了前に取り込んだメールはGmailに残る
ロリポップとGoogleで書いてある時期がずれています。どちらの書き方でも「今から新しく設定する方法としては使えない」点は同じです。今も動いている人も、2027年1月までに乗り換えが要ります。
ロリポップ | Gmailで読む方法
POP取り込みの終了後に選べる方法
パソコンのGmailでも読みたいなら転送が候補です
| パソコンのGmail | スマホのGmail | 気をつける点 | |
|---|---|---|---|
| ロリポップの転送 ロリポップは外部転送を非推奨としている | ○ 読める | ○ 読める | △ 迷惑メールも転送される |
| GmailアプリにIMAPで追加 アプリに別アカウントを足す | × 読めない | ○ 読める | ○ メールはサーバーに残る |
| パソコンのGmailでPOP取り込み 新規には使えない | △ 既存の利用者だけ | △ 既存の利用者だけ | × 新規は設定できない |
- ※ロリポップのGmail設定マニュアルとメール転送設定マニュアル、Googleのヘルプにもとづきます(2026-10-21確認)
- ※既存の利用者が使える期限は、Googleのヘルプでは2027年1月までです
AI副業ラボ
スマホだけで読めれば足りるなら、GmailアプリにIMAPで追加する方法が向きます。ロリポップのマニュアルも、IMAPで使うならAndroid版・iPhone版・iPad版のGmailアプリを使うよう案内しています。
原因2 転送設定と転送先での受信拒否
転送に切り替えたのに届かないときは、転送先アドレスの入力と「転送後のメール」の設定を確かめます。ロリポップのメール転送設定マニュアルによると、手順は次のとおりです。
- ユーザー専用ページにログインし、「メール設定/ロリポップ!webメーラー」を開く
- 転送したいメールアドレスの「確認・変更」を押す
- 転送先メールアドレスを入力し、「更新」を押す
転送先は5件まで登録できます。「転送後のメール」で「サーバーに残す」を選ぶと、ロリポップ側にも控えが残ります。転送が動くと確かめるまでは、この設定にしておくと取りこぼしを防げます。
公式は外部転送を非推奨としている
ロリポップの転送設定マニュアルは、外部のアドレスへの転送を非推奨としています。理由として挙げているのは次の3点です。
- 転送すると、迷惑メールを含むすべてのメールが転送先へ送られる
- 不審なメールや大量のメールを転送すると、送り出すサーバーの評価が下がる
- 評価が下がると、転送先から受信を拒否されることがある
Gmailへの転送が途中から急に届かなくなった人は、この受信拒否を疑ってください。仕事のやり取りに使うアドレスなら、転送に頼らずGmailアプリのIMAPで読むほうが確実です。
「サーバーに残す」と容量
「サーバーに残す」にすると、メールボックスがいっぱいになることがあります。ロリポップのメールサーバー仕様では、1アドレスの容量はエコノミーが1GB、ライトとスタンダードが5GBです。ハイスピードとエンタープライズは20GBあります。容量を超えると受信できなくなるので、Webメーラーで古いメールをときどき消してください。
原因3 ネームサーバーごとのSPFとDMARC
自分が独自ドメインから送ったメールが、相手のGmailで迷惑メールになる。そんなときは、ドメインのネームサーバーがどこかを最初に確かめます。ロリポップのお知らせ「DKIM・DMARCへの対応完了と、Gmail宛ての送信に関するお知らせ」では、ネームサーバーごとに必要な設定が違うからです。
ネームサーバーは、ドメインを取った会社の管理画面で確かめられます。ムームードメインで取ったなら、ムームードメインのコントロールパネルです。
ロリポップ | 送信ドメイン認証
ネームサーバー別に要る設定
ムームーDNSの人はSPFとDMARCを自分で足します
| SPF | DKIM | DMARC | |
|---|---|---|---|
| ロリポップDNS uns01.lolipop.jpなど | ○ 設定不要 | ○ 設定不要 | ○ 設定不要 |
| ムームーDNS カスタム設定でTXTを追加 | △ 自分で追加 | ○ 対応済み | △ 自分で追加 |
| 他社のDNS お知らせに記載なし | △ DNS側で確認 | △ DNS側で確認 | △ DNS側で確認 |
- ※ロリポップのお知らせ(2024年1月31日公開・2024年2月7日追記)にもとづきます(2026-10-21確認)
- ※ロリポップDNSは uns01.lolipop.jp・uns02.lolipop.jp・dns01.chicappa.jp・dns02.chicappa.jp です
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SPFは「このサーバーから送ってよい」とDNSで示す仕組みです。DKIMはメールに電子署名を付け、改ざんやなりすましがないと示します。DMARCは、認証に失敗したメールの扱いを受け取る側に伝えます。
ムームーDNSでSPFとDMARCを足す
ロリポップのお知らせに載っている手順は次のとおりです。
- ムームードメインのコントロールパネルにログインする
- 左のメニューで「ドメイン操作」から「ムームーDNS」を開く
- 対象ドメインの「変更」を押し、「カスタム設定」を開く
- 「設定2」の空いている行に、下の2行を入力する
- 「セットアップ情報変更」を押す
| 用途 | サブドメイン | 種別 | 内容 |
|---|---|---|---|
| SPF | 空欄 | TXT | v=spf1 include:_spf.lolipop.jp ~all |
| DMARC | _dmarc | TXT | v=DMARC1; p=none; |
すでにSPFを入れている人は、SPFの行を足しません。 お知らせも重複登録に気をつけるよう書いています。Googleのヘルプでも、1つのドメインにSPFのレコードが2つあると迷惑メールに入る原因になるとしています。
DMARCの「p=none」は、認証に失敗しても受け取る側に特別な扱いを求めない設定です。まずはこの値で入れて、送ったメールが届くか様子を見ます。
5,000通の条件の読み方
ロリポップのお知らせでは、追加の設定が必須なのは、Gmail宛てに1日5,000通以上送る場合です。5,000通未満なら追加の設定は不要とも書かれています。
Googleのメール送信者のガイドラインは、すべての送信者に「SPFまたはDKIMの設定」を求めています。ムームーDNSでもDKIMは対応済みなので、少ない送信数なら最低限の条件は満たしています。 それでも迷惑メールに入るなら、SPFとDMARCを足して認証の手がかりを増やす価値があります。
認証の結果を確かめる
設定したら、自分のGmail宛てにテストメールを送ります。Gmailで届いたメールを開き、右上のメニューから「メッセージのソースを表示」を選んでください。SPF・DKIM・DMARCの欄に「PASS」と出ていれば認証は通っています。「FAIL」の項目があれば、そこが直す場所です。
原因4 お問い合わせフォームの送信元
ブログのお問い合わせフォームから通知が来ないときは、フォームの送信元アドレスを確かめてください。送信元をGmailのアドレスにしていると、ロリポップから「Gmailを名乗るメール」を送る形になります。
Googleのメール送信者のガイドラインは、GmailのFromヘッダーのなりすましをしないよう求めています。送信元がGmailのまま、Gmail以外のサーバーから送ったメールは、認証に通らず届かないことがあります。
直し方は次の2つです。
- フォームの送信元を、ロリポップで作った独自ドメインのアドレスにする
- 通知先(受け取る側)を自分のGmailにする
WordPressの標準の送信で届きにくいなら、SMTP認証で送るプラグインを使う方法もあります。ロリポップのメールサーバー仕様では、迷惑メール対策としてSMTP-AUTHを入れています。プラグインにはロリポップのメールアカウントとパスワードを設定します。
よくある質問
Webメーラーにも届いていません
ロリポップのサーバーまで届いていない状態です。相手の送信がエラーになっている可能性が高いので、相手にエラーメールが返っていないか聞いてください。アドレスの打ち間違いや、メールボックスの容量オーバーもこの症状になります。
転送とGmailアプリのIMAPはどちらがよいか
パソコンのGmailでも読みたいなら転送しか選べません。ただし、ロリポップは外部転送を非推奨としています。スマホで読めれば足りるなら、IMAPのほうが受信拒否の心配がありません。
ロリポップDNSなのに迷惑メールに入ります
お知らせでは、ロリポップDNSなら3つとも設定は不要です。それでも迷惑メールに入るなら、メールのソースでどの認証が失敗しているかを見ます。すべて「PASS」なのに迷惑メールになるときは、件名や本文の中身で判定されている可能性があります。
Gmailから独自ドメインのアドレスで送れますか
Gmailの「他のアドレスからメールを送信」で、ロリポップのSMTPサーバーを使う方法があります。ロリポップのGmail設定マニュアルでは、ポートは465、接続はSSLを使う設定です。この機能の今後については、Googleのヘルプの更新を確かめてください。
まとめ
ロリポップのメールがGmailに届かないときは、Webメーラーに届いているかを最初に見ます。POP取り込みを使っていたならGoogleの仕様変更が原因で、転送かGmailアプリのIMAPへ移ります。
転送が急に止まったなら、転送先での受信拒否を疑ってください。送ったメールが迷惑メールになるなら、ネームサーバーを確かめます。ムームーDNSの人は、SPFとDMARCのTXTレコードを足せば認証が通りやすくなります。お問い合わせフォームは、送信元を独自ドメインのアドレスにすれば直ることが多い症状です。
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